336-D地区ガバナー
おおの よしお
大野 美雄
[松江LC]
カナダのモントリオールでの国際大会は、新型コロナウィルスパンデミックによって、バーチャルで開催されました。大会最終日の6月29日、336-D地区ガバナーに就任させて頂きました。偏に皆さま方の温かいご支援によるものと、衷心より感謝申し上げます。
さて、どのような組織も発足当初の発展期、その後の安定期、そして衰退期をたどります。永遠に右肩上がりの発展など決してあり得ません。何故ならば、諸行は無常であり、栄枯盛衰は浮世の常であるからです。
ライオンズクラブ発足以来百有余年、世界的にも、日本国内においても、また、私たち336-D地区においてもクラブ数、会員数ともに激減しているのが現状です。
故に私は、今期はクラブ体力温存の一年と心得て、無理をせず、背伸びをせず、現在のクラブ数、会員数を絶対防衛圏として、とにかく現状維持を最大の目標としました。
私は問い掛けます。あなたはライオンズのメンバーであることを楽しんでいますか? 例会は楽しいですか? 責任あるポジションを与えられていますか? 自分がクラブにとって重要な存在だと感じていますか? あなたの努力がクラブ内で認められていますか?
Clubを倶に楽しむ同好の人々の集まり、即ち「倶楽部」と和訳した真意を嚙みしめたいものです。
私は地区ガバナーとして、メンバーの皆さまとともに渾身心の力を振り絞り、この一年キャビネットを運営していく決意でおります。どうか宜しくお願い致します。
地区内各クラブさまの一層のご発展と、会員諸大徳の益々のご健勝をお祈り申し上げるものであります。
ガバナースローガン
倶に楽しく 共に手を取り We Serve
ライオン歴
1987年10月 | 松江ライオンズクラブ入会 |
2005~2006年 | クラブ会長 |
2010~2011年 | 1R2Zゾーンチェアパーソン |
2013~2014年 | キャビネット幹事 |
2014~2015年 | 国際関係委員長 |
2015~2016年 | ライオン誌サポーター 336複合地区年次大会副委員長 |
2018~2020年 | GLTコーディネーター |
2019年11月21日~2020年6月30日 | 第二副地区ガバナー |
2020~2021年 | 第一副地区ガバナー |
ガバナー基本方針
- 未だコロナ禍の終息が見通せない中で、地域社会、経済、人心共に疲弊している状況を鑑み、クラブ体力温存の一年と心得て無理をせず、背伸びをせず、とにかく現状維持を最大の目標とします
- 国際会長の方針を尊重します
- クラブ解散を防ぎ、会員増強(老若男女を問わず)に努め、期首数維持を絶対防衛圏とします
- クラブエクステンション、クラブ支部結成を目指します
- 次代を担う若手リーダーの発掘、育成に努めます
- YCEも含め、青少年の健全育成に資する活動を推進します
- 献血推進に努めます
- 献眼登録のみならず、角膜提供に結び付く活動を推進します
- LCIF献金、MJF献金、キャンペーン100の啓蒙に努めます
- アラート委員会の活性化を図り、緊急時の即応態勢構築に努めます
- 親子クラブ、近隣クラブとの交流促進に努めます
国際協会モットー
We serve
地区アクティビティスローガン
光と愛を
ロゴマークについて
Dの中に草の松江城を配し、Lマークに宍道湖に沈む夕日をイメージしました。
現存12天守閣の内、5天守閣が国宝に指定されています(通称国宝五城)。松江城は戦前の国宝保存法により国宝に指定されていましたが、昭和25年、文化財保護法施行により重要文化財に変更されました。国宝昇格が市民の多年の悲願でしたが、平成27年、ついに成就し国宝に再指定されました。お城としては実に63年ぶりの指定です。
名将堀尾吉晴公が遠州浜松より出雲国に入国し、3年の歳月をかけて慶長15年(1610)に松江城は完成しました。以来、出雲・隠岐国18万6千石の城下町のシンボルとして400年もの間親しまれてきました。実戦本位の武骨なお城で、別名「千鳥城」とも呼ばれています。
又、宍道湖は周囲約45㎞、全国で7番目の広さを誇る汽水湖で、ラムサール条約にも登録されています。宍道湖七珍、就中シジミは松江を代表する味覚。八重雲を茜色に染めて宍道湖西方彼方に沈む夕日は、見る人をして感動せしめます。日本の夕日百選に登録され、湖岸には夕日スポットが設置されています。